HBC北海道放送 小川哲司さん

User's interview

HBC北海道放送 小川哲司さん

360度の動画っていうのは【何を撮るか】【どう撮るか】

というところからして違う。

 

・VRを最初に体験された時の感想は?
小川氏:まず驚いたっていうのと、“とても面白かった”というのが正直なところです。
放送局はテレビやラジオ色々ありますけど、特に映像の世界ではそのフレームの中に何を撮り切って、何を見せるのかっていうのを僕らの業界ではずっとやってきた訳ですけど、この360度の動画というのは自分の前後左右、あるいは上下ですね、全てが映る
これまでフレームの外っていうのは、あまり僕らは意識していなかった訳ですけど、そこも含めて見せるっていうのがこんなに面白いことなのかっていうのが正直な感想でしたね。
・初めてGuruVRの撮影・制作に、立ち会っていかがでしたか?
小川氏: そうですね。正直に言うと、ここまで違うものなのか、と。
テレビの取材の現場っていうのは僕らも数多く経験してきている訳ですけど、
やはり360度の動画っていうのは、基本的な【何を撮るか】【どう撮るか】っていうところからして違う。
撮影、編集、それからその後の構成だとかですね。あらゆる部分が違う。端的に言うと、今までのテレビ局の映像の文法があまり通用しないというか。今までの映像制作とはまた違うところで気を使わないといけないというのがあまりにも多くて、まあ正直に言うと、“かなり違う”というか、“びっくりした”というか。

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・VRにおける課題、今、どう感じていますか? 
小川氏: やっぱりまだ普及というか、普及の途上なんだなというのを感じています。
制作する私たち側からするとまだいろいろ可能性はあるんだけれど、かなり色んなものを試していかなきゃいけないんだろうな、と。やっぱりノウハウだったり、知見をまだまだ貯めなきゃいけないなっていうのが正直なところですね。」

 

・テレビ局がVRをやるメリット、についてどう思いますか?
小川氏: 今までの映像の制作とは全く違う。四角フレームの中に映像を切り取るというのとは全然違う。
そういう意味では、今までのノウハウも通用しないし、もっと新たに考えなきゃいけないこと、気がつかなければいけないことがたくさんあると思うんですけども、とにかく360度の方が面白いと。今までと違うということは、それに対する今までとは違うニーズもきっとあるはずで。
我々は放送局で番組を配信していく、そういう会社ですけども映像制作をする会社でもあるわけですね。映像制作をする立場からすると、新しいここにチャンスがあるんではないかと。そして、そこに新しいマーケットニーズもあるんではないかと。
今のやっぱり360度の動画を見てて、まずそこにすごい期待してるし、そういうことがこれから起きるんじゃないかなっていう風に思っています。

 

GuruVR Media Proについてどう思いました?
小川氏: ローカル局の立場からすると、ものすごく良い気付きを与えてくれたなというか。
世の中的に360度VR動画がものすごく今話題になってきている、とニュースでは知っていてもですね、それがローカル局にすごく良く馴染むというか、ローカル局にとっては新たなチャンスになりうるものなんだっていうのを気付かせていただけたっていうのがすごくありがたいし、大きかったかなという気がします。
その場所に行かないと見られないようなもの、そういったものが多分ローカル局のエリアには、これは我々のいる北海道のエリアだけではなくて、どこのエリアでもきっとそういう素材がたくさんあるんではないかと思うんですよ。」

 

スクリーンショット 2016-06-15 18.07.55・実際にジョリーグッドとやってみてどうでしたか?
「ジョリーグッドさんとご一緒できてよかったなと思うのは、放送局の文化をよく分かっていらっしゃるというのがとても心強いなと思っていました。
というのは、単なる映像制作だけではなく、構想に乗せるためにはまあ様々なクリアしなきゃいけない壁みたいなものがあって。それはその映像のクオリティもそうですし、撮影、取材をするときに気を付けなければいけない部分だとか、そういった放送局なりの映像制作の文化っていうのをよくご存知でいらっしゃる、っていうのが、ご一緒させていただいていて一番安心する部分ですね。
そこを分かっていただいた上で、例えばこうゆう新しい事業を始めるときに、放送局のスタンスもご理解いただいてる会社っていうのが、ご一緒できて非常にありがたいなと思っているところであります。

 

小川さん、ありがとうございました!